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カメックスメガバトル | 第2回公式トーナメントシリーズ | レギュレーション

レギュレーション

こんにちは。かなめです。

この記事では、1998年に開催された公式大会、第2回ポケモンカード公式トーナメントシリーズの内容を知ることができます。

コレクターの間で超レアカードとして人気が高い、《パソコン大暴走!》の通称“白影”が配布されたのもこの大会です。その経緯についても知ることもできますが、大会のレギュレーションが大きくか関わってきます。

これら大会の情報は、大会のガイドブックやパンフレット、当時の大会に参加した私自身の体験談などを元にまとめています。

ちなみに、前回大会の内容はこちらにありますよ。

第2回ポケモンカード公式トーナメント | レギュレーション
こんにちは。かなめです。 この記事では、1997年~1998年に開催された公式大会、第2回ポケモンカード公式トーナメントの内容を知ることができます。 当時の大会を知ることで、現在の大会との違いがわかるだけでなく、もしあなたが当時のカードを持...

前回大会も第2回なのに、今回も第2回なのはなぜかというと、前回は公式トーナメントとしては2回目であり、今回は日本一決定戦に繋がる公式トーナメントとして2回目なので、このような大会名になっていると考えられます。ややこしい!

イベント概要

大会情報

大会名:ポケモンカード第2回公式トーナメントシリーズ カメックスメガバトル

参加方法:ハガキによる事前応募で当選者が参加できる

開催時間:午前の部、午後の部の2部構成

部門:小学生大会(ジュニア)、中学生大会(シニア)

開催日 会場 各大会の固有名称
1998年7月19日~20日 パシフィコ横浜 関東大会
1998年7月26日 ポートメッセ名古屋 中部大会
1998年8月2日 福岡国際センター 九州大会
1998年8月16日 アクセス札幌 北海道大会
1998年8月22日~23日 国立京都国際会館 関西大会

各大会は「ポケモンバトルツアー’98夏」のイベント内で開催された

入賞賞品

優勝 No.1トレーナーカード、特製キャップ、LV.3までのバッジ
準優勝 No.2トレーナーカード、特製キャップ、LV.3までのバッジ
3位 No.3トレーナーカード、特製キャップ、LV.3までのバッジ
4位 特製キャップ、LV.3までのバッジ、好きなキラカード2枚

※入賞した選手は「日本一決定戦 カメックスメガバトル」への出場権も得られる

ベスト8 LV.2までのバッジ、好きなキラカード2枚
ベスト16 LV.1バッジ、好きなキラカード1枚

※賞品でもらえるカードに拡張パック 第4弾「ロケット団」のカードは含まれない

参加賞

ラッキーコイン(金色)

レギュレーション

パソコン大暴走!?

ガイドブックの中では、オーキド博士より、パソコンが壊れたので《パソコン通信》が使えないというメッセージがありました。そのため、この大会では《パソコン通信》は使用禁止です。

カード名 パソコン通信
効果 手札から2枚カードをすてることによって、山札から好きなカードを1枚選んで手札にすることができる。そのあとで山札をよくきってもとに戻す。

その代わりに大会では《パソコン大暴走!》を1枚加えたデッキで対戦することとなり、選手たちに《パソコン大暴走!》が配布されました。

カード名 パソコン大暴走!
効果 このカードを使ったら、あなたの番は自動的に終わりになる。
お互いのプレイヤーは、のぞむなら、最大5枚までカードを引いてよい。
(あなたがカードを引き終わってから、相手プレイヤーが引く)

ガイドブックには、《パソコン大暴走!》のカードについては、何も書かれていません。大会当日、試合が始まる直前に、配布した《パソコン大暴走!》をデッキに入れるようにアナウンスがあります。そのため、60枚デッキにこのカードを1枚足した61枚デッキでの対戦となりました。

…そういえば、オーキド博士のメッセージの中に「無理に《パソコン通信》を使おうとすると、パソコンが大暴走するので注意してほしい」と書いてありました。そういうことか!

トーナメントのルール

  • サイド4枚戦
  • 制限時間は1試合10分
  • 《パソコン通信》をデッキに入れられない
  • 《パソコン大暴走!》をデッキに入れなければならない(61枚デッキでの対戦となる)
  • 拡張シート(赤版)のカードは合計4枚までしか入れられない
  • 拡張パック「ロケット団」のカードは合計10枚までしか入れられない
  • ポケモンジム 第2弾「マチス」「エリカ」のカードは入れられない(大会期間中に発売された商品のため)
  • 一部のプロモカードは1種類につき1枚しか入れられない
  • 対戦の準備で「たねポケモン」がいなければ、出せるまで切り直しができる(「ピッピ人形」「なにかの化石」しかないときも切り直しができる)
  • 制限時間内に勝負がつかない場合は、サイドが少ない選手の勝利
  • 制限時間内に勝負がつかず、サイドの数が同じならばジャンンケンで勝敗を決定(決勝戦、3位決定戦は勝負がつくまで延長あり)

この大会で使えるカード

拡張パック、拡張シート、構築デッキ

拡張パック 第1弾
1996年10月20日発売

拡張パック第2弾 ポケモンジャングル
1997年3月5日発売


拡張パック第3弾 化石の秘密
1997年6月21日発売

拡張パック第4弾 ロケット団
1997年11月21日発売


拡張シート 第1弾(青版)
1998年3月23日発売

拡張シート 第2弾(赤版)
1998年6月17日発売


ポケモンジム第1弾「ニビシティジム タケシ」
1998年4月26日発売

ポケモンジム第1弾「ハナダシティジム カスミ」
1998年4月26日発売

プロモカード

ピカチュウ LV.16
月刊コロコロコミック96年11月号 付録

プリン LV.12
月刊コロコロコミック96年11月号 付録

ピカチュウ LV.16
すぐわかるポケモンカードの遊びかた 付録


プリン LV.12
すぐわかるポケモンカードの遊びかた 付録

ピカチュウ LV.16
トヨタオートキャンペーン

ヤドンLV.9
公式プレイマット  付録


ミュウツー LV.60
月刊コロコロコミック97年6月号

ミュウツー LV.60
ポケットモンスターファンブック 付録

超エネルギー回収
ポケットモンスターファンブック 付録


エレブーLV.20
公式カードファイル 付録

わるいペルシアン
「ポケモンカードファンクラブvol.3」 付録

フシギバナ LV.67
「とりかえっこプリーズ」キャンペーンカード


リザードン LV.76
「とりかえっこプリーズ」キャンペーンカード

カメックス LV.52
「とりかえっこプリーズ」キャンペーンカード

カスミのヒトデマン
月刊コロコロコミック98年3月号 付録


タケシのイワーク
月刊コロコロコミック98年3月号付録

カモネギ LV.20
月刊コロコロコミック98年4月号 付録

ガルーラ LV.38
ガルーラ親子大会入賞賞品カード

1種類につき1枚しか入れられないカード

※イラスト違いのカードでも、名前とLVが同じならば合わせて1種類となる

ウインディ LV.34
トヨタオートキャンペーン

ミュウ LV.8
月刊コロコロコミック97年2月号 付録

ミュウ LV.8
JRスタンプラリー


なみのりピカチュウ
月刊コロコロコミック97年9月号 付録

なみのりピカチュウ
JRスタンプラリー

そらをとぶピカチュウ
月刊コロコロコミック97年11月号 付録


イマクニ?
月刊コロコロコミック97年9月号 付録

かっこいいポリゴン
ニンテンドー64Wゲットだぜキャンペーン

くいしんぼカビゴン
ニンテンドー64Wゲットだぜキャンペーン


パソコン大暴走!
月刊コロコロコミック98年1月号 付録

ニャース LV.14
月刊コロコロコミック98年1月号 付録

ルージュラ LV.22
月刊コロコロコミック98年4月号 付録


カラカラ LV.15
月刊コロコロコミック98年4月号 付録

ピカチュウ LV.13
次世代ワールドホビーフェア 特別限定拡張シート

ミュウツー LV.30
次世代ワールドホビーフェア 特別限定拡張シート


ミュウ LV.25
次世代ワールドホビーフェア 特別限定拡張シート

 

 

この大会で使えないカード

オーキド博士の言いつけで使えないカード

パソコン通信
拡張パック 第1弾

 

 

ポケモンジム 第2弾「マチス」「エリカ」のプロモカード

マチスのエレブー
月刊コロコロコミック98年8月号 付録

エリカのミニリュウ
月刊コロコロコミック98年8月号 付録

 

公式大会で使えないカード、専用ルールカード

とりかえっこプリーズ!
「とりかえっこプリーズ」キャンペーンカード

タッチ交代!
ガルーラ親子大会出場記念カード

 

ジャンボカード

ルールの変更点

対戦準備のとき「たねポケモン」がいなかった場合

対戦の準備で「たねポケモン」がいなければ、出せるまで切り直しができる。自分が手札を引き直すたび、相手は山札を2枚引ける。(「ピッピ人形」「なにかの化石」しかないときも切り直しができる)

「こんらん」について

変更前

ワザを使うとき、コインを1回投げウラなら、ダメージと効果はワザを使ったポケモン自身に与えられる。自分にかかる効果(からにこもる等)は失敗する。

変更後

ワザを使うとき、コインを1回投げウラなら、ワザを使ったポケモン自身に20ダメージ。(わけもわからず自分を攻撃したということになる)

このダメージは、ワザの種類に関係なく20ダメージとなる。また、このダメージは、弱点・抵抗力の影響を受ける。(超タイプが弱点の超ポケモンが受ける場合は、弱点で40ダメージになる)

まとめ

一番印象的なのは特別ルールです。「パソコン通信」は使用禁止で、大会当日に「パソコン大暴走!」を入れなければならない、というのはとても面白い演出です。

しかし、「パソコン通信」を禁止カードとしたのは、効果が強いカードだからということでしょうか。それとも「パソコン大暴走!」を入れたデッキで対戦させるための演出でしょうか。それは未だにわかりません。

1日に2回のトーナメントが開催されたため、1試合10分でサイド4枚戦という大会独自のルールは、前回の大会と同様と変わっていませんね。

また、新発売だった「拡張シート(赤版)」は枚数制限があり、拡張パック「ロケット団」にも制限がありました。「ロケット団」に関しては上級者向けと謳っている商品なので、そのような配慮がされたのかもしれません。

日本一決定戦に繋がる大会なのに、競技性が欠けていると思うかもしれませんが、この大会が小中学生を対象のイベントだと考えると、とても良心的なレギュレーションだと思いました。

せっかく抽選で当たって大会に参加したのに、資産や実力が違いがありすぎて、楽しむことなく負けてしまった、というのは残念なことですからね。

もし、周りに昔のカードを持っている人がいるなら、私はこのレギュレーションで再び遊んでみたいなぁと思っています。今回はここまでです。それでは皆さん、良いポケモンカードライフを。

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